こどもの絵は、こどものこころまことくん、祝1冊目

 

 

一冊目、よくがんばりました!

 

発想の仕方が少しずつ柔軟になってきましたね。

猴科的観察力瓩ら猗的観察力瓩悄少しずつ近づいてきています。

 

知識はもちろん必要です。知識を社会の中で生かすことができれば、最大の強みのひとつになると感じます。だからこそ、まこちゃんには感覚、感性を磨いていくことで、独自の視点で知識を応用・展開する力にまで高めていってほしいなと思っています。

 

コミュニケーション力の方法も少しずつ身についてきました。

自分の感情を理解して、表現したり、他者に伝える力をこれからもつけていってほしいなと思います。レッスンを始めた頃に比べると、ずいぶん成長したと感じています。

 

二冊目、アイデアをより深めるためのやりとりを増やしています。そして、そのアイデアを表現するための技術をあげるため、模写レターの取り組みを増やし、いまはレッスンに取り組んでいますね。身につける時間は、時に長いように感じるかもしれません。でも、これは一生の宝物になります。そして、きっとこの力を身につけていくレッスンの時間が、まこちゃんにとって身につけていくもの以上に、素晴らしい価値をもつことを願っています。 

 

こどもの絵は、こどものこころしほちゃん、祝1冊目

 

 

しほちゃん、毎週、ほんとうによくがんばっています!

一冊目、よくがんばりました!

 

色を塗ることで精一杯だったしほちゃんですが、丸を描き、星を浮かび上がらせる楽しさから、今は色への興味が少しずつ広がっています。

色の組み合わせに興味をもち、表現するたのしさをおぼえ、塗り絵のような状態から犲分の感性の表現瓩愍しずつ移ってきています。

 

集中力もついてきましたね。

黙々と取り組む時間が長くなり、描き終わったあとには、何を表現し、色の組み合わせはどんな意味をもっているのか、たくさん話してくれます。やりとりできるコミニュケーション力も、少しずつついてきましたね。このやり取りのなかで育まれる力は、これからの大きな可能性を開く重要な基礎力です。

夏の空にもくもく大きな入道雲、そんなイメージがいまのしほちゃんです。

 

 

レターにとりかかるとき、文章をきいて、その理解をしたうえでいまは描くことができるようになっています。技術としてはまだまだ拙いですが、しほちゃんの心の中、脳の中では、たしかな変化が起こり、成長しています。それが、より鮮明な状態で発揮される日が必ずきます。絵だけの世界ではなく、こうした感性・感覚が技術や知識と結びついた時、偉大な力となって、しほちゃんの未来をつくってくれるはずです。

 

これからもまだまだ成長していきます。

たのしみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

こどもの絵は、こどものこころ┐んなちゃん、祝2、3冊目

 

かんちゃん、二冊目、三冊目、ほんとうによくがんばりました。

 

とても落ちついてレターに取り組む姿勢ができたこと、集中力が高まったこと、自分自身と他者の区別がついてきたことなど、かんちゃんにとって、とても大きな成長がみられた期間でした。

絵もまたそれを示しています。

 

2冊目では、たまごちゃん模写レターでハートや星の練習にチェレンジしました。

それを経て、半年。3冊目のおわりには、上級生でも難しい模写レターを立派に描いています。

心が強くなった証です。

好奇心をもち、チャレンジしようとする意欲をもち、行動に起こし、やり遂げた。

かんちゃんと接していて、一番うれしかったことです。

その一連の流れの中で培われた力は、かんちゃんの可能性を広げる根源となるスキルです。

なんでも、初めてのことは不安も恐れもある。

 

でも、そこを超えたいと挑むエネルギーは、

周りには、時にたわいもなく映るかもしれません。

目立たず、見過ごされがちな、小さな小さなこと。

そんなことでどうして?と感じられがちなこと。

偉大なものの出発点は、そういったものの集積です。

 

楽しい、大好き、最後はそんな想いが、継続する力、挑戦する力、生きる力にまでつながる。

とくに創造において、理屈ではない本能の部分がものをいいます。

 

ひとつひとつの行程の足場をかため、確実な核にすることは、かんちゃんの確かな支えになってくれます。

明日を、そのずっと先の未来をも示してくれる光が心に宿るのだと信じています。

これからの時代、まさにそんな力が不可欠です。

だからこそ、磨いて、磨き抜いて、かんちゃんのキラッキラに光る宝物にしてください。 

 

 

 

こどもの絵は、こどもの心Г韻鵑舛磴鵝⊇2、3冊目

 

けんちゃん、よくがんばりました!

三冊目、上級生用の模写レターにもチェレンジできましたね。すごい!

 

創造においては、人間や動物など命を感じるものの表現が多くなり、色彩が豊かになりました。

 

毎回のレッスン、安定した頑張りが健ちゃんの強みです。いつも朗らかに、コツコツとした努力を積み上げていく姿勢に感心しています。

 

最近は、思考を少し掘り下げていく時間が増えてきています。

これからは爐劼蕕瓩瓩鬚匹ε験していくか、より深めるためにはどうしたらいいか、オリジナル誕生の扉が開く時期が、いずれやってくると思います。

 

オリジナル最強です。思い出すのではなくて、こころから生み出そう!

まだまだ理解がむずかしいこともあるかもしれないけれど、まずは感覚的に感じ取って、それがけんちゃんの感性になって、思考にもなって、これからの基礎・基盤になる強い力になったらと思い。けんちゃんとのレッスンに取り組んでいます。  

これからはそんなやりとりの中で、質が高まっていくと感じています。

 

けんちゃんの素直な姿勢は、成長を促す大切な特質です。

これからもたくさんのやりとりをしようね。 

けんちゃんの凄い成長を期待している!!

 

 

こどもの絵は、こどものこころΔΔ燭舛磴鵝⊇1・2冊目

 

 

 

 うーちゃん、一冊目、二冊目の完成おめでとう!よくがんばりました!

とにかく、一番の成長は、心に粘りが出て、ふん張りがきくようになったこと!

 

 

面倒臭がることが、格段に少なくなりました。

他の子が困っているとき、手助けしてくれることが増えました。感情的になることもなくなりました。集中力が高まり、姿勢を正してレターに取り組むことができるようになってきました。

 

達者になることはすばらしいですが、達者なこと、完璧なことだけが価値ではない。失敗しないことが優秀なことではない。

正確に描くこと、本物そっくりに描くこと、はみ出さないこと、隙間なく塗りつぶすこと。うーちゃんのなかで、絵とはそのような価値のものだったように感じました。そのせいか、たのしんで絵に向かえていないようにも感じました。

 

 

すこしのゆがみも許せなくて、イチゴを一つ描くのに、何度も消していたうーちゃん。

ついには紙がぐしゃぐしゃになってしまうこともありました。

レッスンの中で、何回もそんなことがあって、わたしたちは、何度も様々な形でのやりとりをして、想いを交わした時間がありました。

これまで聞いたことのない考え方、物事の捉え方もあったはずです。

涙がでたときもありましたね。

 

わたしにとっても、うーちゃんと真剣に向き合った時間は、宝物のひとつです。それは、うーちゃんも一生懸命だったからです。うーちゃん、よくがんばったね。よく乗り越えたね。これからも、まだまだ別のかたちで、成長のチャンスがやってきます。またいっしょにがんばろう。

 

 

わたしはよく「化ける日がきますよ」と言いますが、人を化かすものは、身につけた技術ではないと思っています。

小さな成功が、自分自身を認める機会になって爐笋譴襪もしれない瓩箸いΣ蠅でる。

そこから興味、好奇心の枠が広がり、いろんな分野にチャレンジするエネルギーが出てきます。

ダメならまたやり直せばいい、なんどでもやってみたらいい、失敗なんてなんてことない。

多少の困難もそんな絶対的な熱い想いがあれば、乗り越えられる。

長いスパンでの取り組みを視野に入れて、犲最圓篋て颪ら立ち直る心瓩鮨箸砲弔韻討曚靴い隼廚辰討い泙后

 

いまのうーちゃん、消しゴムは必要な時にだけ使うようになりました。

いま、絵を消しても、その意図は違います。描写するときにも、迷いがないため、線が力強くなりました。

 

ざっと色をつけて、飾りを数個つけて。当初の表現から、いまは自分なりの創意工夫ができるようになりました。目的は、飾りが描けることではない。これは、単なる方法です。

これまで、レターを描きながら爐海鵑覆海箸できるんだ!瓩箸いΥ遒咾浪薪戮發△辰燭呂此それに比例して、表現の幅が広がっていったように感じます。

 

うーちゃんの大好きな世界観が、きっとこれからも、うーちゃんの猝瓦慮凝性瓠すばらしい夢を描く源です。心を表現する技術を身につけながら、夢をたくさん描き続けてほしいなと願っています。

あとで振り返れば、どんなはじまりも、たわいもなくみえる。でも、いまのうーちゃんにとっては、一回一回の経験がすべてのように感じているよね。 

 

やっと、絵に向かった一歩。ようやく歩みだした。そんな大きな実感がたった一歩であるならば、これからが楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こどもの絵は、こどものこころノ神くん、祝1冊目

 

凌征くん、1冊目完成おめでとう!

 

 まず、なにより、粘り強くなりました。

そして、面倒がることがなくなり、意欲的にレターに取り組めています。

爐茲衫匹ぅ▲ぅ妊△蓮表現は?

深さを求めようとする、そんな姿勢がみられるようになってきました。準備や片付けなども、すこしずつできる回数が増えてきました。机から落ちた色鉛筆を拾うことも面倒だったのに、いまは他の子のために立ち上がってくれることもあります。

 

習い始めは、爐箸砲く自信がない瓩箸いΔ里印象でした。

かんがえていること、感じていることがあってもそれを表現することができませんでした。

そのために、消極的で、無関心になってしまっていた。

 

「これはなにを描いたの?」

「わからない」「しらない」

「自分のことだよ。あなた自身の絵のこと、あなたの心のことだよ。 」 

 

だれでもない自分を大切にするということを、こういうやりとりから感じてほしいと思いました。知らない、わからないを繰り返していくと、感情や感覚は薄れて、自分自身の気持ちがよくわからなくなってしまいます。

はずかしい想いをしたくない、間違えたくない、否定されたくない、そんな気持ちは誰にでもあります。だからこそ、小さな勇気を出して、それを習慣にしてほしいと思っていました。何度も、何度も、言葉のやりとり、想いのやりとりをしましたね。

 

はじめは勇気が必要だったとおもう。不安もあったと思う。でも、凌征が、どうしてもでなかった勇気を出したこと、言葉にできなかった、したくても胸につまってしまう心の中の声を出してみたこと。そして、それらがひとつ、またひとつと認められた積み重ねが、いまの成長をもたらしました。成績の劇的に思えるような上昇も必然的な結果です。数字以外にも、たくさんの変化が起きているはずです。できないことができる、出せなかった勇気がでる、それが初めてのことから、いつの間にか習慣になり、努力をすれば認められ、他者との関係が良好になる、爐修譴凌征瓩砲覆蠅泙后

 

思考の方法、守らなければならないルール。それらをはじめ、きいたことのない考え方、感じ方もあったと思います。何かを積み上げることは、めんどくさいこともあります。傷つくことも、うまくいかなくて失敗ばかりに感じることもあります。なんとなく、気持ちが乗らないときは、姿勢を正してみてね。心を正すことにもつながっています。

 

ダメならまたやり直せばいい、何度でやってみたらいい、失敗なんてなんてことない。

多少の困難もそんな絶対的な熱い想いがあれば、乗り越えられる。そんな犲最圓篋て颪ら立ち直る心瓩鮨箸砲弔韻討曚靴い隼廚辰討い泙后

 

まだまだこれから。いっしょにがんばろうね。

 

「こどもの絵は、こどものこころ」い海海呂舛磴鵝⊇1冊目

 

ここちゃん、一冊目よくがんばりました。 

 

ここちゃんとはじめてあった日、はずかしがり屋だけど、絵がとても好きで、芯の強い子なのではないかなと感じました。描いていることが、とっても大好きで楽しいんだろうな、ということも。体験の日は、はずかしくて、絵を描くことで精一杯だったかもしれません。

 

いまは、自分の描いた絵について、どんなことを表現したか、言葉にすることができるようにもなってきました。自分自身で、言葉の欄を書くことができるようにもなりました。

 

絵は、紙の上での図柄や色、線だけに終わる世界でなく、ここちゃんのこころを表現するものです。豊かさを育み、見えないものを見ることができる目を養うことでもあります。描くことに加えて、自分の想いを、話すこと、書くことでも伝える力をつけてほしいなと思っています。体験レッスンの日、「書けない」「わからない」と言っていたここちゃんが、いまは自分の絵を言葉にして伝えたり、やりとりしたり、ひとまわり成長できたことがとてもうれしいです。

 

上の学年のおねえちゃんたちとやりとりしている内容をしっかりときいていて、ここちゃん自身の頑張りにする姿勢、自分の絵に反映させていこうという姿勢、感心しています。感じた芯の強さは、こんなところに出ているかもしれないなと思っています。

 

ここちゃんという樹に、色とりどりの葉がたくさん茂り、いつのときも、どんな季節もここちゃんの毎日を豊かにする、そんな絵の時間をこれからもいっしょにすごしていきたいと思っています。 

 

 

「社会を明るくする運動」ポスター部門 狡妬欷邊兒―蠶江洵畆賞おめでとう🎉

🎉💖受賞おめでとう💖🎉 「社会を明るくする運動」

ポスター部門 「津保護観察所長賞」受賞

志摩小学校5年 中村寧

 

ベニとアオの絵画知育教室オー、マイパレット‼の寧(ねね)ちゃんがめでたく受賞しました‼🎉👏

鳥羽志摩地区でいちばん大きな賞だったようで、一番はじめに賞状をもらって、すごく緊張したようです😁

 

寧ちゃんは、小さい頃からずっとずと絵画教室をさがしていて、わたしたちが鵜方教室を開講して出逢うことができた子です。

ずっとずっと、ひとりで懸命に絵を描いてきた子だと思います。

6月に入会して、まだ間がないですが、上級クラスのレッスンをスタートしています。

 

巡り会えてよかったね、という話をしています。

寧ちゃんのまっすぐな心に触れると、もっともっとたくさんのことを教えてあげたい想いが溢れてきます。 

圧倒的な独創性とそれを表現する技術。

そのすべての核になる精神性・考え方・行動。

私自身が、こどもたちを導けるように。 

ひとりひとりの目に、声に応えるために。 

そんな想いが、伊勢志摩に来てからますます強くなっています。

 

 

 

「こどもの絵は、こどものこころ」こうたろうくん、祝1冊目

 

 

航太郎君くん、1冊目のファイル完成、おめでとう🎉

 

ゆっくり、ゆっくり。あたらしい世界を。

ゆっくり、ゆっくり。世界をひろげて。

 

生き物の表情やたたずまいが可愛らしくて、それはどこか航太郎くんにも似ています。

生き物を愛している航太郎くんだからこその一冊ができましたね。 「こうでなくてはならない」から脱出するには、勇気がいります。

 

丁寧に越したことはないのかもしれない。

技術が優れているということは、アイデアをより素晴らしくみせる。

でも、わたしたちは長い先を見ましょう。

一度に全てのものを手に入れようとせず、先に固めなければならないものを見ましょう。

いまこの時期にしかできないこと、しておくべきことがあります。

 

急がば回れ、です。

急く気持ち、焦る気持ちに負けないように、目先のものに捉われすぎず大切なものを見失わないよう。

冬、もしも芽吹きが気になって、毎日のように土を掘り起こしていたら、芽吹くものも芽吹かないまま、季節だけが春。というようなことになるのかもしれません目に見える変化を起こすために、人は水面下でどれほどの努力をしているでしょうか。

どれほどの勇気と葛藤があるでしょうか。

 

この一冊を完成させる間にも、航太郎くんの世界はすこしずつ、すこしずつ広がったと感じています。作品のなかに動きが出て、物語が生まれました。ダイナミックで豊かで、魅力的になりましたね。心をわくわくさせる力を感じます。

 

わたしはこれからも楽しみにしています。土の中は、いまもゆっくりとあったかく、豊かになっています。

まるで世界との最後の糸

 

名古屋から伊勢志摩に、活動拠点を移して1年が経とうとしています。

 

 

いつの間にか、こどもたちと過ごしていた時間が、仕事ではなく必要不可欠な日常になっていたことに気がつきました。いっしょに過ごした、たくさんの時間が、わたしをこんな気持ちにさせてくれたことにも気がつきました。

 

こんなにさみしくなるほど、大切な存在になっていたこと。また、さみしい分、本当にみんなが大切な存在だということを心の奥底から感じました。

こんなに会いたくなる宝物のようなみんなと出逢えて、みんなも会いたいと思ってくれていることが、当たり前のことじゃないことだと、分かっていたようで分かっていなかったと感じもしました。

本当は尊いこと、本当は幸せなこと、本当は奇跡のようなことを、単なる出来事と同列に並べてしまわないように。そんなことも。

 

人は、人のなかで生きて傷つくことがあります。

人のなかで生きるからこそ、傷つきます。傷つけてしまうこともあります。わたしたちは生身の人間ですから。

でも、それでも、人の幸せは、人のなかにしかないと思うのです。

それは、人が生きることが「人のなか」にあるからです。

人が生きることがそれに尽きると言っても過言ではないからです。

私たちが、こどもたちに伝えたいことはそういったことです。

 

みんな、思うよりずっと器用ではなく、

自信なんてわずかで、さほど強くもなく、

さみしがり屋で、強がりで、臆病だと。

わたし自身もそうであること。

 

だからこそ、わたしたちには他者が必要です。

いいところも、わるいところもあって、それを受け入れ合える相手が、本当に自分にとっての大切な相手です。完璧だから愛されるわけではなく、人を愛するわけではないこと。

 

ただ、大切なだれかといっしょに生きるために、自分を守り、自分の道を切り開く。大切な人を守り、いっしょに歩く道をつくる。いざというときに闘える力も必要です。

 

わたしたちとの関係が、まるで世界との最後の糸みたいにつながっている心の子どもたちがいるんです。

何もないように笑って、でもひとりの時は泣いていて、声にならない声を小さな胸いっぱい、溢れ出しそうなくらい閉じこめて生きている子どもたちがいます。

 

苦しいときに、苦しい顔ができない。苦しい顔をしない。

 

苦しいときに、苦しいと言えない。苦しいことを声にも出したくない。

 

 

想いをどう言葉にしたらいいのか、どんな顔をしたらいいのか、そんなこどもたちはいっぱいいます。自分の想いを受け止めるだけで精一杯のこどもたちがいっぱいいます。

 

 

そこから救い出すには、まずわたしがどんな風に、この世界を見つめられたらいいんだろう。

そんな見えないものを見える自分になるには、どうしたらいい?

そんな聞こえない声を聞ける自分になるには、どうしたらいい?

 

 

 

相手が笑顔を見せてくれるまで、

わたしは何度も笑う。

笑って話しかけよう。

そこに声ある返事がなくても、

ちゃんと、わたしの声は届いていることを忘れないように。

 

わたし自身が、してほしかったように。

してもらって救われたように。

 

 

言葉が、頷きが、眼差しが、いっしょにいる距離が、些細にみえるすべてが、子ども一人ひとりにとって、こころを救うすべてになると、ようやく分かってきたような気がしています。

きちんと伝わっている。わたしを見て、こどもたちはいろんなことを、感じ、考え、思ったりしている。そういうことをきちんと、わたし自身が、まず胸にとめていよう。

そうしないと、こちらも挫けてしまうから。

 

 

沈黙にみえる中に、

なにもないように見える世界に、

動かないように見える世界に、

 

この目は、何を映せるだろう。

この耳は、何を聴くだろう。

この心は、何を感じ取ることができるだろう。

 

単なる絵画教室ではなく、技法を教えるだけの絵描き仕事ではなく、

絵が大好きな者たちが、それを通して、大切なことに気づき、大切なものを具体的に大切にできる力を育む、これからもそんな場所でありたい。

 

 

時代に合った、時代が求めている「新しい学問」を創りたいと考えています。子どもたちが、心を守って、一生を生きていくための具体的な力をつける。子どもにも社会があります。その社会生活の中で、大人になってから幕を開ける厳しい社会生活の中で、わたしと離れた先にも、きちんと自分の心で立つことのできる力を、と思っています。

 

 

 

それが、私たちの一生の課題です。

自分の経験を、自分のものだけとして終わらせずに、これからのこどもたちにどういった形でつないでいけるか。こどもたちがいる世界のなかで、こどもと生きる大人たちがどうあるべきか。わたしたちの創っている「あたらしい学問」の最大の核になるのが、こういった視点だと考えています。